2011年1月3日月曜日

如来が欲しい

先日、NHKの歴史ヒストリアで光明皇后の特集を放送していたのを観て
薬師如来像が欲しくなりました。

薬師如来とは…
薬師如来(やくしにょらい)は、人々を病の苦しみから救ってくれるとされる仏で、飛鳥時代から信仰されてきました。薬師如来は梵語ではバイサジャグル、正式名は薬師瑠璃光如来と呼ばれています。
薬師如来が住むとされているのは、東方の瑠璃光世界。
浄瑠璃浄土と呼ばれ、物語などの浄瑠璃の言葉はこれに由来します。
そこは美しい青色をした瑠璃が敷き詰められ、建物も全て美しく青い宝石で出来ているとされています。如来は手には何も持っていないのですが、薬師如来は左手に小さな丸い薬壺を乗せています。(飛鳥時代の古い像は、薬壺を持っていない場合もあるそうです。)また右手の薬指が前に出ているのが特徴です。薬師如来は修行をしていた菩薩であったころに「十二の大願」を立てたとされ、その七番目の願いに「病のものも私の名前を聞けば患いが除かれる」とり、これが薬師信仰の根拠とされています。死後に救われるのではなく、生きている間に救いの手を差し伸べてくれる薬師如来は、当時の人々の心の支えだったようです。また薬師如来は49という数字と非常に関連が深く、人が重い病に倒れた時に薬師如来の経を49回読み、49の灯りを灯し、49の五色の彩幡を作ると助かるといった言い伝えや、地獄の十王のうち49日目に亡者を裁く泰山王の本地は薬師如来であるとされています。薬師如来の脇侍(きょうじ)は左に「日光菩薩」、右に「月光菩薩」が位置しています。この形式を「三尊形式」と言います。また十二体の武装した像を従えている場合があります。これらの像は、薬師如来の家来あるいは分身であり、如来を助け薬師如来を信仰してくれる人を守護する夜叉(やしゃ)で、十二神将と呼ばれています。その他、薬師如来の光背に七体または六体、あるいは七体同じ大きさの像、あるいは大きな薬師如来のまわりに小さな六体の像が配されていることがあります。これらの像は「七仏薬師(しちぶつやくし)」と呼ばれ、薬師如来が御利益を発揮するときの化身、分身とされています。
(仏像のHPより)

2月に京都寺院巡りを計画しているので、仏像をみるのが今から楽しみです。
広隆寺の宝冠弥勒みたいなぁ。