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2011年10月22日土曜日

サヴァイヴィング ライフ

やぁっと!ヤン・シュヴァンクマイエル監督の『サヴァイヴィング ライフ』をみてきました。



-STORY-
エフジェンは、うだつのあがらない中年の勤め人だ。彼の楽しみといえば寝る事ぐらい。家に帰ると口うるさい妻ミラダの愚痴を聞かなければならない。ある日彼は夢の中でエフジェニエという名の若く美しい女と出会う。彼女に誘われ部屋を訪れ、抱き合っていると彼女の息子ペトルにみつかり、気まずい思いをしてしまう。夢の記憶が気になるエフジェンは、精神分析医のホルボヴァー医師を訪ねる。医師のもとでカウンセリングを受けているとエフジェンが幼い頃に両親を亡くし、児童養護施設で育てられた経験が関係しているらしいとわかってくる。
エフジェンは、夢の操作法に関する本を探し、自分の意志で夢の世界に入っていく方法をみつける。誰にも邪魔されず、その儀式を行えるように、写真家だった老人のスタジオを借りる。妻には会社に行くふりをして毎日夢の中へ出かけるエフジェン。ある夢の中で彼は宝くじに当選し、エフジェニエに豪華なアパートを買ってやる。しかしまた別の夢では、エフジェニエの夫でペトルの父であると主張する自分にそっくりなミランという若い男が現れ、宝くじの賞金を半分よこせと脅される。
一方、夫の行動を怪しむ妻のミラダは、エフジェンを尾行する。精神分析医のホルボヴァーに会い、彼女が夫の浮気相手だと思い込むが、逆にエフジェンの二重生活を教えられ衝撃を受ける。ミラダは夫の尾行を続け、スタジオでのエフジェンの儀式を盗み見し、その真似をして彼の世界へ入り込む。やがて現実と夢の境界があやふやになり混ざり合う。
エフジェニエとは一体誰なのか?
息子ペトルは何者なのか?
エフジェンの過去と夢の中での出来事はどう関係しているのか?
エフジェンは夢の世界から戻ってこられるのだろうか?
やがて衝撃の結末があなたを待っている!!
-公式サイトより-

とても刺激をうけました。帰って何か作ろう!手を動かしたくなりました。
途中から、今は夢だっけ?現だっけ?と迷ってきました。
懐かしいような新しいような。
ヤン・シュヴァンクマイエル監督の他作品でもですが、ラストシーンが好きなものが多いです。
今回の映画も、いいなあ~と思いながら観終わりました。シュールさを感じます。
一番好きな作品はLunacyでしたが、サヴァイヴィングライフに変わったかも。

                    Facebookヨリ

先月、ラフォーレ原宿で行われていた『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展』へも行ってきました。


実際に夫妻が制作したものを目に出来て感無量でした。まじまじと見ましたよ。
素敵な夫婦ですね。
帰りにアリスのポストカードを購入。かわいい~!!DVDも少し安くなっていたから一緒に購入すれば良かったかも。それから本も。

2011年7月31日日曜日

愉楽愉


すっかり忘れていたけれど、8月27日が楽しみすぎる~。。
「ヤン・シュヴァンクマイエル監督のサヴァイヴィングライフ」


 

2011年5月15日日曜日

Los Desafios




Los Desafiosをやっとみました。オムニバス映画。
DVD BOXを購入して1年半が経っていました。

やっぱりエリセ監督の第3章が一番いい。
ビクトル・エリセ監督が一番好きだな。

2011年4月24日日曜日

MILK

MILK
上映中、観に行きました。
もう一度観たくなり、DVDを借りてきました。
ガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)監督の作品が好きということもあり
観に行きました。
ガス・ヴァン・サントの作品の中で特に、
あの繊細で独特な空気感。

MILKのストーリーは

まだ同性愛が市民権を得ていなかった時代。ハーヴィー・ミルクは社会の不平等を改革すべく行動を起こし、自らゲイであることを公表すると同時に同性愛者の公民権獲得や地位向上のために立ち上がる。同性愛者支援に留まらず、黒人やアジア人、高齢者、児童、下級労働者等、様々な社会的弱者の救済のために活動し、次第に活動が実を結んでいく。支持者は着実に数を増やし、いつしか社会からも理解が生まれ始める。しかし、それは同時に強い反発をも生んでいた。活動を続ける中でミルクを危険人物とみなす動きも生まれ、対立は激化していく。ミルクはいつしか身の危険を感じるようになり、ある日、テープレコーダーに遺言を記録し始める。1970年代、アメリカでマイノリティのために戦った政治家ハーヴィー・ミルクの人生最後の8年間の物語。(wikiヨリ)






ハーヴェイとスコットが電話で話すシーンが一番好き。
     「見てごらん 夜が明ける」
     「ちょっと待って」

     「ハーヴィー 君のことを誇りに思う」

     「僕は失いたくない」
     「何を?」
     「この関係を」

何だろう。この空気感、言葉、とても愛おしい気持ちになるのは。


ハーヴェイ・ミルクスコット・スミス

ガス・ヴァン・サント監督自信も同性愛者であると公表している。
作中では度々同性愛者のキスやセックスの描写があります。
マラノーチェは少し切なかったなぁ。

LOVE STORYの映画もたまには観たりしますが、
結ばれた結ばれなかった恋人達の仲で
この二人が一番印象的で、一番記憶に残っていて、一番好き。

言葉に置き換えると"同性愛者"となるけれど、人を男と女って枠に入れて
見るよりも、人として見た時にその人を愛せるかどうか、それだけです。
言葉や頭で考えるのは苦手です。
自然と身体で行動しているのが一番自分にとって正直じゃないかと思います。
人から受ける評価はどうでもいいです。私は人として愛したい。

今年の冬にガス・ヴァン・サント監督の【永遠の僕たち】が
公開されるので楽しみです。

2011年2月20日日曜日

久々

久々に映画を観ました。
2回目の「ぼくを葬る」。原題は「残された時間」。

物語のあらすじは、
パリに暮らす31歳のロマンは、売れっ子の写真家だったが、
ある日、癌で余命3ヶ月と診断されてしまう。 ロマンは自らの運命を受け入れ、
死と向き合っていく。(wikiより)


葛藤しながら、残された時間を過ごしていく主人公。
そのラストは、現か夢か。

ラストシーンすごく好きです。
フランス映画の中で一番印象に残っている映画です。 

2011年1月16日日曜日

大好きなジム・ジャームッシュ監督の「ナイト・オンザ・プラネット」と「デッド・マン」。
近所の電気屋で1枚1000円で販売されていました。驚きで即購入。
デッド・マンの主演は若かりし頃のジョニー・デップです。今までにジョニー・デップをかっこいいと思ったことは無かったのですが、この映画を観てジョニー・デップがかっこいい!と思いました。そういえば「耳に残るは君の歌声」のジョニー・デップはセクシーでした。
この4枚もすごく欲しいです。
ナイト・オンザ・プラネット、ダウン・バイ・ロウ、コーヒー&シガレッツに出演しているロベルト・ベニー二。イタリア語でベラベラよく喋ってる印象が強く残っています。特に、ライフ・イズ・ビューティフルは面白かったですが、すこしやかましかったです。。

ヤン・シュヴァンク・マイエル監督のDVDも欲しいです。この5本はなかでもお気に入りの作品。購入する時はまとめて大人買いですね。

2010年12月27日月曜日

□□□□

ライアン・ゴズリング主演の「16歳の合衆国」。借りるのは四度目です。
ライアン・ゴズリングがすごくタイプの顔で、特にこの映画の彼が一番好きなので四度も借りてしまったわけです。いい加減購入しようかと考えています。

物語のあらすじは
突然、刹那的な殺人という凶行に走ったごく平凡な16歳の少年の心の内を真摯に見つめた衝撃の青春ドラマ。本作がデビューとなる新鋭マシュー・ライアン・ホーグ監督が、ロサンジェルスの矯正施設で教員生活を送った時の実体験を基に脚本を執筆、作品のテーマに共鳴したケヴィン・スペイシーが製作にも名を連ね映画化を後押しした。恋人の弟を殺してしまった主人公の複雑な心の葛藤と、事件で安定を失ってゆく周囲の人々の人間模様をリアルに描く。主演は「タイタンズを忘れない」「完全犯罪クラブ」のライアン・ゴズリング。
16歳の少年リーランドはある日突然、知的障害を持つ少年ライアンを刺し殺してしまう。殺された少年はリーランドの恋人ベッキーの弟。リーランド自身も一緒に遊ぶなどよく面倒を見ていた。周囲の誰もが衝撃を受ける中、彼は逮捕され、矯正施設へ収容される。しかし、殺人の動機については決して何も語ろうとしない。教官を務めるパールは、聡明でとても殺人を犯すようには見えないリーランドに強い興味を抱く。売れない作家でもあるパールは、彼の心の奥底を解明することで本が書けるのではないかと期待し彼に近づく。そして、野心を秘めつつリーランドのカウンセリングを始めるだったが…。

映画を観る前は、よく聞くような少年犯罪の話を映画化にしているのだと思っていました。
けれど、これは彼の心が繊細であるあまりに起こった少年犯罪でした。
説明的な部分はなく、淡々と物語が進んでいく。人を殺害しているのに、ジェレミー・エニックの曲も画面構成も美しい。誰にでもある哀しみと、身近にひそむ犯罪のような気がします。
 
何でもないカーブしているこの道が好きです。
ライアン・ゴズリングの演技も見事でした。それにしても素敵で、かっこよすぎます。
 

2010年12月25日土曜日

溝口健二DVD-BOX


アマゾンで注文していた溝口健二監督のDVD-BOXがやってきました。
驚きの70%割引でした。
パッケージのデザインもですが、紙の質感もいい感じです。
溝口健二監督の作品は、まるで御伽草子のようです。DVDのパッケージはその表紙絵ですね。本当に綺麗だなぁ。。。どうしてこんなに綺麗なのでしょうか。
復刻版山椒大夫のパンフレットも付属で入っていました。
もう一つのDVD-BOXも欲しいです。

2010年12月20日月曜日

蜂の巣の精霊

 
去年購入した、ビクトル・エリセ監督のDVD-BOX。「エル・スール」「ミツバチのささやき」「挑戦」
久々に「ミツバチのささやき」をみました。
物語のあらすじは・・・
むかしむかしの1940年頃。スペイン中部のカティーリャ高原の小さな村に、移動巡回映写のトラックが入っていく。上映されたのは「フランケンシュタイン」。村人と一緒に息をつめて映画に見いっている幼いアナと姉イザベル。スクリーンの中で起こる少女の殺害。アナは姉にきく。なぜ殺したの?
姉はあとで、フランケンシュタインは怪物ではなくて精霊なのだと、秘密を教える・・・。
(DVDより)
映画の歴史的背景は・・・
「フランコ総統は激しいスペイン内戦の末、総選挙で選ばれた左派人民戦線政府を覆して1939年に実権を握った。内戦により様々な対立から国民は分裂し、戦後も人々は報復の恐怖から沈黙する日々が続いた。この映画が製作された1973年には、独裁政権の厳しさも当初ほどではなくなっていたが、未だ公に政権を批判することなどはできなかった。政府批判の検閲を逃れる方法をスペインの芸術家達は心得ていた。最も有名なのは1962年ビリディアナを監督したルイス・ブニュエルである。彼らは作品に象徴化を多用し、メッセージを表面に出さないことで検閲局の審査を通していた。」(wikiより)
 
映画の画面構成の美しさと音楽が素晴らしいです。次の場面では、どんな画面構成が映し出されるのかが気になりました。とにかくアナが可愛らしくて、鞄やコートまでもが可愛いです。
  
 
どのアナも可愛いですね。。
 
 
好きな場面と印象的に残った場面。家の中に差し込む光が蜂色です。

2010年12月14日火曜日

赤線地帯

山椒大夫と一緒に借りてきた赤線地帯。
赤線地帯にあるサロン「夢の里」で働く女性たちを描くドラマ。
父の保釈のために働くやすみ・失業中の夫を支え生活費を稼ぐハナエ・元黒人兵のオンリーだった
ミッキー・一人息子との同居を夢見るゆめ子・普通の主婦に憧れるより江。たくましく生きていく女性たちの物語です。

この作品は、全盛期の溝口作品とは異なる作品でした。音楽にしてもアングルにしても少し違和感を感じるような?特に引き込まれるような画面構成もありませんでした。でも、これはこれで嫌いじゃないです。まるで短編集をみているようで、飽きませんでした。
ゆめ子が息子と電話をしている場面。
この後ゆめ子は息子と再会し、売春婦の仕事を否定され息子に捨てられる。
それが原因でゆめ子発狂。
年増の売春婦というのも良かったです。

山椒大夫

ついに念願の山椒大夫。心の中で叫びました・・・嬉しい。。。
原作は森鴎外。撮影を宮川一夫氏。音楽を早坂文雄氏。そして監督は溝口健二氏。
物語のあらすじは
平安の末期平正氏は朝廷の意に反して困窮する農民を救おうとし、筑紫国へ左遷された。妻・玉木と、安寿・厨子王の幼い姉弟は、正氏にに会いに行く途中、越後国で人買に騙され、離れ離れになってしまった。安寿と厨子王は、丹後国の苛烈な荘園領主・山椒大夫に売られ、奴隷としてこき使われつようになる。やがて成長した二人は佐渡に母・玉木が佐渡にいることを知り、荘園から脱走することを考えるようになった。そしてある日、厨子王はついにそれを実行に移す。(wikiより)
物語のあらすじは予想できる内容です。
ただ、画面構成が美しく素晴らしく、引き込まれるようでした。さすが名手の宮川一夫氏です。
私の特に好きな場面は
すすき野原を進む一行。
静かに入水してゆく安寿の姿。
この二つの場面は衝撃的でした。ただ一言、美しい...それだけです。
一度しか山椒大夫を観ることができませんでしたが、強く映像が心に残っています。
それに日本の美的感覚がよく表現されています。
この作品も1954年にヴェネツィア映画祭で銀獅子賞を受賞しています。雨月物語も素晴らしいですが、山椒大夫も素晴らしいかったです。
DVDが欲しくなりました。自分の元にいて欲しい映画の一つです。
厨子王の子供時代が津川雅彦さんだったのは驚きました。