2010年12月27日月曜日

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ライアン・ゴズリング主演の「16歳の合衆国」。借りるのは四度目です。
ライアン・ゴズリングがすごくタイプの顔で、特にこの映画の彼が一番好きなので四度も借りてしまったわけです。いい加減購入しようかと考えています。

物語のあらすじは
突然、刹那的な殺人という凶行に走ったごく平凡な16歳の少年の心の内を真摯に見つめた衝撃の青春ドラマ。本作がデビューとなる新鋭マシュー・ライアン・ホーグ監督が、ロサンジェルスの矯正施設で教員生活を送った時の実体験を基に脚本を執筆、作品のテーマに共鳴したケヴィン・スペイシーが製作にも名を連ね映画化を後押しした。恋人の弟を殺してしまった主人公の複雑な心の葛藤と、事件で安定を失ってゆく周囲の人々の人間模様をリアルに描く。主演は「タイタンズを忘れない」「完全犯罪クラブ」のライアン・ゴズリング。
16歳の少年リーランドはある日突然、知的障害を持つ少年ライアンを刺し殺してしまう。殺された少年はリーランドの恋人ベッキーの弟。リーランド自身も一緒に遊ぶなどよく面倒を見ていた。周囲の誰もが衝撃を受ける中、彼は逮捕され、矯正施設へ収容される。しかし、殺人の動機については決して何も語ろうとしない。教官を務めるパールは、聡明でとても殺人を犯すようには見えないリーランドに強い興味を抱く。売れない作家でもあるパールは、彼の心の奥底を解明することで本が書けるのではないかと期待し彼に近づく。そして、野心を秘めつつリーランドのカウンセリングを始めるだったが…。

映画を観る前は、よく聞くような少年犯罪の話を映画化にしているのだと思っていました。
けれど、これは彼の心が繊細であるあまりに起こった少年犯罪でした。
説明的な部分はなく、淡々と物語が進んでいく。人を殺害しているのに、ジェレミー・エニックの曲も画面構成も美しい。誰にでもある哀しみと、身近にひそむ犯罪のような気がします。
 
何でもないカーブしているこの道が好きです。
ライアン・ゴズリングの演技も見事でした。それにしても素敵で、かっこよすぎます。