2010年12月31日金曜日
弐零壱零
Here we are
Stuck by this river,
You and I
Underneath a sky that's ever falling down, down, down
Ever falling down.
Through the day
As if on an ocean
Waiting here,
Always failing to remember why we came, came, came:
I wonder why we came.
You talk to me
as if from a distance
And I reply
With impressions chosen from another time, time, time,
From another time.
2010年余りいい年ではなかったです。
年の瀬、気分はこんな感じです。
映画「息子の部屋」のエンドロールで流れていた曲で、Brian Enoのby this river。
2010年12月27日月曜日
□□□□
ライアン・ゴズリング主演の「16歳の合衆国」。借りるのは四度目です。
ライアン・ゴズリングがすごくタイプの顔で、特にこの映画の彼が一番好きなので四度も借りてしまったわけです。いい加減購入しようかと考えています。
物語のあらすじは
突然、刹那的な殺人という凶行に走ったごく平凡な16歳の少年の心の内を真摯に見つめた衝撃の青春ドラマ。本作がデビューとなる新鋭マシュー・ライアン・ホーグ監督が、ロサンジェルスの矯正施設で教員生活を送った時の実体験を基に脚本を執筆、作品のテーマに共鳴したケヴィン・スペイシーが製作にも名を連ね映画化を後押しした。恋人の弟を殺してしまった主人公の複雑な心の葛藤と、事件で安定を失ってゆく周囲の人々の人間模様をリアルに描く。主演は「タイタンズを忘れない」「完全犯罪クラブ」のライアン・ゴズリング。
16歳の少年リーランドはある日突然、知的障害を持つ少年ライアンを刺し殺してしまう。殺された少年はリーランドの恋人ベッキーの弟。リーランド自身も一緒に遊ぶなどよく面倒を見ていた。周囲の誰もが衝撃を受ける中、彼は逮捕され、矯正施設へ収容される。しかし、殺人の動機については決して何も語ろうとしない。教官を務めるパールは、聡明でとても殺人を犯すようには見えないリーランドに強い興味を抱く。売れない作家でもあるパールは、彼の心の奥底を解明することで本が書けるのではないかと期待し彼に近づく。そして、野心を秘めつつリーランドのカウンセリングを始めるだったが…。
16歳の少年リーランドはある日突然、知的障害を持つ少年ライアンを刺し殺してしまう。殺された少年はリーランドの恋人ベッキーの弟。リーランド自身も一緒に遊ぶなどよく面倒を見ていた。周囲の誰もが衝撃を受ける中、彼は逮捕され、矯正施設へ収容される。しかし、殺人の動機については決して何も語ろうとしない。教官を務めるパールは、聡明でとても殺人を犯すようには見えないリーランドに強い興味を抱く。売れない作家でもあるパールは、彼の心の奥底を解明することで本が書けるのではないかと期待し彼に近づく。そして、野心を秘めつつリーランドのカウンセリングを始めるだったが…。
映画を観る前は、よく聞くような少年犯罪の話を映画化にしているのだと思っていました。
けれど、これは彼の心が繊細であるあまりに起こった少年犯罪でした。
説明的な部分はなく、淡々と物語が進んでいく。人を殺害しているのに、ジェレミー・エニックの曲も画面構成も美しい。誰にでもある哀しみと、身近にひそむ犯罪のような気がします。
何でもないカーブしているこの道が好きです。
ライアン・ゴズリングの演技も見事でした。それにしても素敵で、かっこよすぎます。
2010年12月26日日曜日
懐懐コマーシャル
子供の頃にテレビで流れていた好きなCM。
色もキレイで、内容も笑えます。
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ハ長調なんて商品があったのは知りませんでした。
おちゃめなナレーションですね。
出前一丁の出前坊やと出前ちゃんが可愛い。当時こんな顔になりたいと憧れていました。
このCMを見るたびに食べたくなったラーメン。特にこのねぎ香味油の壺が好きでした。
このCMをよく見かけていたのは、日曜日の19時~でキテレツ大百科が放送されていた
時間帯です。私と同世代の方なら、見覚えがあるはずです。
キャラクターが激画タッチになるのも面白くて好きでした。
You Tubeにいくつかアップされている出前一丁のCM。また見れて嬉しいです。色もキレイで、内容も笑えます。
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それと桃屋のCMも好きでした。これもキテレツ大百科をみている時のCMで流れていました。
印象に残っているのは、「ごはんですよ」「桃屋のつゆ」「メンマとやわらぎ」そして「イイタネット」です。
「イイタネット編」
「日中の才人編」
You Tubeにもいくつかアップされていましたが、桃屋のHPでも昔のCMが年代ごとに見られるように
なっていました。90年代のCMが少なかったのが残念でしたが、見たことがなかった80年代以前のものも見れて良かったです。桃屋のCMは気分が高揚してお腹が減ってしまいます。
三木のり平さんモデルのイラストが登場しないと桃屋のCMを見ている気がしません。最近の桃屋のCMはインパクト不足に感じます。のり平さんのナレーションも良くて桃屋のCMが好きでした。
「八百屋お七編」
キムチの素を購入したくなり。。。
「都都逸編」
焼き肉が食べたくなります。。。私の食欲がそそられます。
こちらもいくつかYou Tubeにアップされていました。
ハ長調なんて商品があったのは知りませんでした。
おちゃめなナレーションですね。
2010年12月25日土曜日
溝口健二DVD-BOX
2010年12月23日木曜日
2010年12月21日火曜日
Чебурашка
いつ購入したか忘れたチェブラーシカのマトリョーシカとチェコ雑貨の楊枝入れ。
ロシア雑貨とチェコ雑貨はすごく可愛いです。
蜜蝋蜂。
私の好きな物には統一感がありません。本当は大正ロマンでまとめたいところですが、
可愛くてつい購入してしまいます。。
2010年12月20日月曜日
蜂の巣の精霊
去年購入した、ビクトル・エリセ監督のDVD-BOX。「エル・スール」「ミツバチのささやき」「挑戦」
久々に「ミツバチのささやき」をみました。
物語のあらすじは・・・
むかしむかしの1940年頃。スペイン中部のカティーリャ高原の小さな村に、移動巡回映写のトラックが入っていく。上映されたのは「フランケンシュタイン」。村人と一緒に息をつめて映画に見いっている幼いアナと姉イザベル。スクリーンの中で起こる少女の殺害。アナは姉にきく。なぜ殺したの?
姉はあとで、フランケンシュタインは怪物ではなくて精霊なのだと、秘密を教える・・・。
(DVDより)
映画の歴史的背景は・・・
「フランコ総統は激しいスペイン内戦の末、総選挙で選ばれた左派人民戦線政府を覆して1939年に実権を握った。内戦により様々な対立から国民は分裂し、戦後も人々は報復の恐怖から沈黙する日々が続いた。この映画が製作された1973年には、独裁政権の厳しさも当初ほどではなくなっていたが、未だ公に政権を批判することなどはできなかった。政府批判の検閲を逃れる方法をスペインの芸術家達は心得ていた。最も有名なのは1962年ビリディアナを監督したルイス・ブニュエルである。彼らは作品に象徴化を多用し、メッセージを表面に出さないことで検閲局の審査を通していた。」(wikiより)
映画の画面構成の美しさと音楽が素晴らしいです。次の場面では、どんな画面構成が映し出されるのかが気になりました。とにかくアナが可愛らしくて、鞄やコートまでもが可愛いです。
どのアナも可愛いですね。。
好きな場面と印象的に残った場面。家の中に差し込む光が蜂色です。
2010年12月19日日曜日
伊藤潤二先生の漫画
伊藤潤二先生の漫画が好きです。
高校時代に友人宅で読んだのが、初めての伊藤潤二ワールドに出あったきっかけでした。
伊藤潤二ワールドで有名なのは、「富江」でしょうね。何度も映画化にもなっています。
ホラー好きではないですが、伊藤先生の漫画は面白すぎます。現実には起こらなそうで、起こりえるかもしれないという恐怖。心霊類の話よりも怖いです。双一シリーズでは、ギャグ×ホラーという斬新さもありで、爆笑できます。漫画を購入する度に実家へ持って帰って母に読んでもらっています。やっぱり双一は面白いみたいで、読みながら爆笑していました。持って帰っているかいがあります。
まだ購入していないものもあるので、これから購入するのが楽しみです。
先生が飼われている猫漫画「よん&むー」もこれでもかと言うくらい猫がホラー顔になっています。
2010年12月18日土曜日
2010年12月17日金曜日
名曲喫茶ライオン
本日は名曲喫茶ライオンさんへ。今回で3度目。
昭和元年創業、来年で85年経つ老舗の名曲喫茶。
もう、ここを訪れる時は一人と決めています。日常の喧騒から離れ、穏やかなひと時を過ごせる貴重な場所です。プログラムには、帝都随一を誇るステレオ音響完備と記されている通り、何より、ここのクラシカルなデザインも大好きなので、訪れる楽しみの一つとなっています。この空間にいると、時間の経過を忘れてしまいます。
珍しく、パイプ煙草を使用しているご老人の方がいらっしゃいました。身支度にも気を使っていらっしゃる方で、素敵だなと何度もちら見を繰り返してしまいました。
その方は、ここにいることがふさわしかったのです。それは、場の雰囲気に似合っているということではなく、ここにいることが自然過ぎるとでもいうのでしょうか。空気に溶け込んでいらっしゃるのです。
人が好奇心などで行きたい場所を選ぶのが普通ですが、場所が人を選んでいる、ここに居て欲しい人を呼んでいるのではないか、そんな事を考えながらパイプを燻らすご老人を見ていました。
私は煙草の匂いが死ぬほど嫌いなのですが、パイプだと通常の煙草の嫌な匂いを感じませんでした。葉っぱだけだと違うのでしょうか。
外から、中の照明に青も使われていることが窺えます。
男性アルバイト募集の紙が貼られていました。
上の写真はお店のHPから。
お店の裏口と、店内だそうです。裏口も素敵です。
HPはこちら。
2010年12月16日木曜日
猿楽珈琲
本日は猿楽珈琲に行ってきました。
猿楽珈琲は、お店の空間と珈琲が好きでたまに訪れたくなる場所。
せっかく代官山にいるのでもっと通うことにします。
ここのはちみつトーストが好きで、毎回ミルク珈琲と一緒に注文します。
2010年12月15日水曜日
世阿弥
別冊太陽「世阿弥」
この発売を知ったきっかけは、観世流のHPでした。
即欲しくなり、即購入しにジュンク堂へ。丁寧に時間
をかけて読みました。以前から世阿弥に関する本は
いくつか読んだことがあったのですが、この本は美し
い写真がいくつもあり嬉しい限り。
この本はお気に入りなので、本棚に飾っています。
家に来るお客さんには、その本を見て「怖い」と言わ
れます。私の携帯の待受は清経なのですが、それを
見た方も「怖い」と言われました。
怖い?美しいの間違いでは?
と内心思うのと同時にカチン・・・ときてしまいます。
私が能を好きになったきっかけは面です。当時は能
というものも知らなかったので、とにかく綺麗綺麗とそ
れだけでした。それに能は装束も美しすぎるのです。
今では一人でも能鑑賞に行きます。だいたい行くのは
観世能楽堂か国立能楽堂です。薪能なら鎌倉宮で観
るのが最高です。ロケーションも素晴らしく、これから幽
玄の世界へと誘われるような感覚。
いつかは佐渡や平泉へ行ってみたいものです。
来年は良い年になるように翁を観に行きたいです。
近々、山姥を観に行くので今から楽しみ。
2010年12月14日火曜日
赤線地帯
山椒大夫と一緒に借りてきた赤線地帯。
赤線地帯にあるサロン「夢の里」で働く女性たちを描くドラマ。父の保釈のために働くやすみ・失業中の夫を支え生活費を稼ぐハナエ・元黒人兵のオンリーだった
ミッキー・一人息子との同居を夢見るゆめ子・普通の主婦に憧れるより江。たくましく生きていく女性たちの物語です。
この作品は、全盛期の溝口作品とは異なる作品でした。音楽にしてもアングルにしても少し違和感を感じるような?特に引き込まれるような画面構成もありませんでした。でも、これはこれで嫌いじゃないです。まるで短編集をみているようで、飽きませんでした。
ゆめ子が息子と電話をしている場面。
この後ゆめ子は息子と再会し、売春婦の仕事を否定され息子に捨てられる。
それが原因でゆめ子発狂。
年増の売春婦というのも良かったです。
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